カドーの歴史

カドーの礎と歩み

創業者 村井五郎吉 1924年4月 創業者村井五郎吉は、宮内庁 奉職を定年退官後、趣味の一つであった日本人形作りを商いとして創業しました。
社名のカド−は創業者の俳句の号 『可堂』からなるものです。
【創業者 村井五郎吉】
創業時は陶器製の人体に着物を着せた大小の人形を製造し、当時の百貨店・専門店へ卸していました。
関東大震災・太平洋戦争と大きな時代の波を越え、戦後は人形・木のおもちゃ・ままごと等を製造卸、1950・60年代は玩具問屋として当時の新素材の出現でプラスチック、ビニ−ルの玩具を中心に全国の百貨店・専門店への卸販売をする。 合わせて問屋業を続ける中で特徴ある商品を取り扱う事を手がけ、一部貿易の自由化の時代が始まりイギリス・フランス・ドイツ・スペイン・イタリア等から自動車のミニチュア 『ミニカ−』 を輸入、国内生産の商品と合わせ世界のミニカ−コレクションとして多くのミニカ−コレクタ−を生み出し、大きなミニカ−マ−ケットを確立しました。又、コレクタ−の為の情報誌として「月刊ミニチュアカ−」を発刊、26年間続けて発行。一方で欧米でのミニチュアコレクション、ド−ルハウスの着実な発展ぶりを見聞し1968年に取り扱いを開始、以来30年余、ミニチュアコレクションとド−ルハウスの発展と共に、商品開発を進め今日を迎えてます。【宮内省奉職当時の初代社長】 宮内省奉職当時の初代社長

これからも皆様と一緒に

御蔵前片町の社屋(昭和3年〜19年) 今後もこの素晴らしいミニチュアコレクション・ド−ルハウスの発展の為、商品開発の飽くなき追求と、多くのファンの心豊かなボビ−ライフにお役に立つ事が出来ればと努力している次第です。  まだまだ日本国内にはド−ルハウスの素晴らしい魅力を知らない方々も多く、その魅力を知って頂く事への 『発信基地』 として、努力を続けて参ります。
【御蔵前片町の社屋(昭和3年〜19年)】